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リンツの完璧なチョコレートの秘密を覗いてみてください。
ヨーロッパに当初上陸したチョコレートと今の私たちが知っているチョコレートは全くの別物です。当時のチョコレートは粗く、乾燥していて、「口溶けがいい」からはほど遠い状態でした。
1879年は、チョコレートにとって革命的な年でした。この年にロドルフ・リンツがコンチングを発明しました。この新たな製法により、後にリンツの代名詞となる、絹のように滑らかでベルベットのような質感を持つ、風味豊かなチョコレートが誕生しました。
ロドルフ・リンツは絹のように滑らかなチョコレートを作ることを夢見ていました。彼は中古の機械を揃え、完璧な調合を探求し続け、レシピを改良しながら疲れを忘れて働きました。
ある金曜日の夜、リンツはミキシング機の電源をつけたまま工場を後にしました。これは単なるアクシデントだったのか、はたまた故意的だったのか…真相は分かりません…
機械は週末の間中動き続けました。週明けの月曜日の朝、工場に戻ると、リンツの夢が現実のものとなっていました。かくはん槽の中には、滑らかに溶けた、光輝くチョコレートがありました。
その後、何年もかけて改良を重ね、今日に至ります。リンツの画期的な発明は、現在、業界で広く使用され、世界中のチョコレート愛好家を喜ばせています。
コンチングは、チョコレートの製造過程で極めて重要な工程です。材料を温かい温度で混ぜ続けることによって、風味と質感が洗練されます。
焙煎とグラインドにより純粋なカカオマス(別名、カカオリカー)が作り出されます。その後、これを砂糖やミルク等の数種類の最上級の原材料と組み合わせ、さらに細かくグラインドし、コンチングマシンにかける準備をします。
当社の最新鋭のコンチェ・マシンは、温めた液状のチョコレートをかき混ぜ、攪拌し、空気を含ませることで(この工程は蒸発と似ています)、不要な酸味と苦味を取り除く、長い綿密な計画に基づいて作業しています。このコンチングにより、不要な固まりを溶かし、贅沢で滑らかなチョコレートの質感を生み出します。これらの工程を経て、チョコレートはリンツの有名な作品に生まれ変わるのです。
エクアドルのサンタアナ(ラ・フロリダ)で、マヨ・チンチペが初めてカカオ豆を使用しました。
それまでは飲み物として楽しまれていたチョコレートですが、イギリスのチョコレートブランド「J.S.フライ&サンズ」によって初めて成形されたチョコレートが作られました。
ロドルフ・リンツがコンチング・マシンを発明し、夢だった絹のように滑らかなチョコレートを現実のものにしました。